伊賀タウン情報誌 YOU773号の「伊賀ドキの人」に掲載されました。
「伊賀ドキの人」とは、三重県の伊賀・名張地域及びその周辺地域で、35歳以下の一押しの仕事人にスポットを当てた特集記事です。
「最適な畳」提案 仕上がりにやりがい
久保田貴勇さん(33)
宇陀市室生龍口にある「たたみ工房たなか」の職人。それぞれの部屋に合わせた最適な畳を提案している。
名張市出身。小学生のころからものづくりが好きで、高校卒業後、親類でもある同店オーナーに声を掛けられ、職人の道に進んだ。
4年間修業に励んだ後、社会経験を積むため、名張市内の企業に転職。6年間勤めた
が、「自分の考えをすぐに反映できる」と畳作りの魅力を改めて認識し、4年前に再び同店で働き始め、昨年には国家資格の一級畳製作技能士を取得した。
職人としての仕事だけでなく、営業や顧客との打ち合わせにも足を運ぶ。「お客さまとの約束を守る」ことを一番に心掛け、新しい畳に張り替えた時の部 屋の仕上がり具合にやりがいを感じるそうだ。
今後は「伝統を大切に、手縫いの技術を生かした畳を扱えるように精進したい」と意気込んでいる。
休日は子どもと過ごすことが多いといい、「いつか趣味のスノーボードを一緒に滑れたら」とほほ笑んだ。
伊賀タウン情報YOU773号より
2020年6月13日発行のYOU773号の「伊賀ドキの人」に掲載されました。
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