年度末!!
- たなか たたみ工房
- 3月25日
- 読了時間: 2分
3月は卒業シーズンでもあり、新生活の準備で忙しい時期でございます。
仏間のお問い合わせにて、もう40年経った畳と障子の張替えのご注文を頂きました。
元々黒の綿の縁だったのですが、
僕のおすすめの紺色の綿縁を気に入ってくださり、
今回紺でさせていただきました。
和室の魅力というか、和室の魅せ方というか、
楽しみ方というか・・・・
横光、つまり自然光が入り、障子で光量抑えたときの和室の雰囲気がいいのです。
紺の縁は、電気をつけた明るい時はトーンの抑え気味の青色に見え、
少し暗くなると、黒に近い締まった和室へ変化します。
染色技術が発達していなかった時代は、黒色を出すのが非常に難しかったので、
黒の代わりに、(今でいうと)紺色を使用していたと話を聞いたことがあります。
(※歴史的の裏付けはきちんと取っていないので、確実じゃないですので)
縁にもいろいろ種類があるのですが、
綿糸の縁です。
こんな柄縁はユニークで、化学繊維でできていて丈夫です。
さらに紫外線にも強い加工されていて、耐久面では向かうとこ敵なしです。
でも和室の厳かな雰囲気は綿縁や麻縁がしっくりきます。
化繊縁の同じ無地縁はチープ見えるので、僕個人は好んで勧めていません。(笑)
部屋の雰囲気でお困りでしたら、コーディネートや色合いはお任せください。
たくさんありますので、迷う方が多いです(汗)
